サロマ湖(北海道佐呂間町・常呂町) 水を生きる

サロマ湖(北海道佐呂間町・常呂町)

サロマ・オマ・ペット

サロマ湖の語源はアイヌ語のサロマ・オマ・ペット=葦のあるところの川。
ここから転じてサロマ湖と呼ばれるようになった。
日本で3番目に大きいサロマはさまざまな特徴をもった湖で、オホーツク海が入り込む汽水湖であると同時にさし砂噂(砂が海流に運ばれて長く堤状になったもの)のある湖としても知られている。またこの辺りは北方原生植物の宝庫で、四季によってハマナス、エゾスカシユリ、工ゾゼンテイカなど300種類もの花が咲きほころぶ。
龍宮街道と名付けられた砂噂を歩くと、オホーツク海とサロマ湖を左右に見渡すことができる。サロマ湖側から聞こえてくる野鳥のさえずりに、何という烏だろうと耳を澄ましていると、オホーツク海から渡ってくる風に乗った海鳴りの音がさえずりをかき消した。
砂が吹き溜まった丘に立つと、群青色のオホーツク海に数隻の白い漁船が波間に見え、何度も往き来しながら漁をしている。足元にはハマナスの真っ赤な花が咲いていた。


サロマ湖(北海道佐呂間町・常呂町)


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